酒 Q&A
ワインは健康にいいと言うのは本当ですか?
本当です。 まず、ワインの中にはミネラル分・ビタミン類等が多く含まれているので、栄養学的にも優れた「アルカリ性食品」です。  また、「赤ワインの動脈硬化の予防に対する有効性」等の各種研究報告でも、ワインの様々な効用が証明されています。 加えて、適度のアルコ−ルは精神的リラックスを与え、新陳代謝を促進します。  このように、ワインは健康に非常に良い飲み物ですが、ただし、過度の飲用は禁物です。
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ぶどうの品種によってワインの味が違うのですか?
違います。 ワイン醸造にはさまざまな品種のぶどうが使用されますが、出来上がったワインには、その品種独特の味や香りが出ています。 (この品種本来の香りをアロマと言います。) また、同じ品種でもぶどうの出来・不出来が、ワインの仕上がりに大きく影響します。 このため、ワイン造りは土造り、と言われるほど、優良な原料ぶどうの育成が大切なのです。
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赤ワインと白ワインでは、作り方が違うのですか?
違います。 簡単に言うと、赤い品種のぶどうを原料として、皮も一緒に発酵させたものが赤ワインで、果汁のみを発酵させたものが白ワインです。  要するに、ワインの色は主に原料中の果皮の色素に由来するのです。 したがって、果皮の赤くない品種からは赤ワインはできません。
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ワインの栓は、なぜコルクなのですか?
まず第一に、ワイン造りの盛んな南ヨーロッパに、容器の密閉に都合の良いコルクの木があった事です。 最近は、良質のコルクは少なく、また非常に高価になりましたが、利点が大きい為に現在でも使用されています。  その利点とは、第二の理由になるのですが、17世紀末頃に、それまでの樽貯蔵より、ガラス瓶をコルク栓で密封して寝かせる(横にする)貯蔵法の方がワインの酸化が少なく、長期保存が可能で、しかも、よりブーケ(熟成中に生成される芳香)が高まる事が発見されたのです。  それ以降は、瓶の形も、寝かせるのに都合が良い細長い形になり、現在まで、このガラス瓶とコルク栓の容器形態が使用されています。
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ワインの瓶は、なぜ底が盛り上がっているのですか?
ワインは瓶の中で熟成が進みます。このとき、ワイン中のさまざまな成分(酒石酸・タンニン等)が析出して「オリ」ができます。  この「オリ」は瓶の底に沈殿しますので、飲むときにこの「オリ」がワインと一緒に出ないように考えられた形がこの底の形なのです。  なお、「オリ」は白ワインには一般的に少ないので、この形の瓶を使用していない事が多いようです。  また、本格的に年代物等を飲む時は、必ずデカンテーション(オリが混ざらないように、他の容器に移す)をしてから味わいます。
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ワインはどの様に保存したら良いのでしょうか?
ワインの熟成には、光の当たらない、温度が15℃程度で年間・及び一日の温度変化の少ない、湿度があまり高くない場所にワインの瓶を寝かせて保存する事が必要です。  一般家庭では、この条件を完全に満たす事は難しいので、より近い条件の場所に保存してください。  また、一般的には、ある程度熟成されて飲み頃になったものが出荷され、販売されていますので、ご家庭で熟成させようとするよりは、ご購入後にワインを落ち着かせるために保存するとお考えになる事をおすすめします。
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ワインの飲み頃はいつでしょうか?
これはワインの質と保存状態によって大きく異なります。 ごく一般的に言うと、最適の環境で保存・熟成して、赤ワインは3年から5年、白ワインは2・3年で飲み頃になります。  ただし、普通のテーブルワイン的なものは半年から1年で一番の飲み頃になりますし、逆に高級なビンテージものは50年を経てもなお熟成途中というものもあります。  またこれは、保存状況により大きな差が出ますので、お買い求めになるときは、環境および商品知識のしっかりした酒屋か、又はワイナリーから直接お求めになり、同時に飲み頃の情報を得る事が、一番の飲み時を逃さない方法です。
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ワインは冷やして飲むのですか?
ワインを美味しく飲むのに最適な温度は、一般的には、赤ワインは室温(20℃程度)で、白ワインは10℃程度に冷やして飲むと良いと言われています。  しかし、最近では赤ワインでも軽いタイプが好まれているので、白ワイン並に冷やして飲む事も多くなっています。 ただ、あまり冷やし過ぎると、せっかくの香りがたちにくくなり、そのワインの持つ素晴らしさの一部しか味わえないということになりますので、冷蔵庫から出してしばらくおいて、適温になってから飲むと良いと思います。
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どんな料理に合うのですか?
肉料理には赤ワイン、魚料理に白ワインと、金科玉条のように思われている方がいますが、確かに一般的に言うと、無難でミスマッチは少ないのですが、もっと気軽に料理との組み合わせをお試しいただいたほうが、よりワインを楽しんでいただくことができます。  逆に、昔からワインに合わないと言われている料理(食材)を紹介します。 カレー・マスタード・アンチョビ・生オニオン・ガーリック・酢の物・サラダ・生たまご等です。 要するにこれら以外の食べ物には全てマッチするワインがあるのです。 また、これらのリストにある料理に合うワインを見つけ出すことも、とても楽しい宿題です。
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ワインを飲み残したらどうしたらいいでしょう?
よく、ワインは栓を抜いたら飲みきるものだという事が言われますが、そんなことはありません。 飲み残したものでも、小瓶に移し替えて(空気にふれる面積を小さくする)冷蔵庫で保存をすれば、1週間程度は十分に楽しめます。  10年以上のビンテージものは別として、若いワインは特に開栓してからしばらくおいたほうが硫化臭が抜けて、より美味くなったりする事もあります。 また、開栓後相当経過したものでも、調味料として料理に使用すれば、最後までワインを生かすことができます。
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